「Olympic Ice」とは、トリノ五輪中にアメリカで放映されたフィギュアスケート特番です。YouTubeに全編投稿してあって、膨大な動画の量だったので、ひとつづつ紹介していたのですが、流石に番組まるまるだったのでYouTubeから削除されて今では観ることの出来ない幻の番組になってしまいました。
それでも、未だに残っている動画はあって、今回はそれを集めてみました。トリノ入りしながら無念の辞退をしたミシェル・クワンを特集したOlympic Ice版ビデオモンタージュが残っていたのは感動でした。BGMがいいんですよね。
他にアメリカ男子フィギュアスケーターの期待の星である「ジョニー・ウィアー」がゲスト出演した時のもの、サーシャ・コーエンの練習風景(サーシャ・コーエンのページにもリンク済み)など。
ミシェル・クワンのやつがあっただけでも泣ける。
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01分17秒。ミシェル・クワンのOlympic Ice版ビデオモンタージュです。過去記事「Olympic Ice エピソード3」で紹介した動画に入っていたものです。トリノ五輪のフィギュアスケート競技は、このエピソード3から始まるのですが、その直前に「ミシェル・クワン辞退」という大ニュースが飛び込んできます。
スタッフも慌てたでしょう。なのでエピソード3では無理矢理ミシェル・クワン特集みたいな編成でした。最初と最後にクワンの特集があって、最後の方にこのビデオモンタージュがあったと思います。4月30日に記事を投稿しているのですが、その際のコメントを以下に引用します。
こんな話はどうでもいいんです。この短い動画の後半についてです。ミシェル・クワンです。クワンのビデオモンタージュになっています。番組の最後のコーナーということを考えると、このミシェル・クワンの映像で番組を締めたかったんでしょうね。
有名なハワイアンシンガー「イズ」の名曲にのせて、トリノでの練習風景から映像は始まります。クワンの表情って豊かですよね。厳しい表情をしたかと思うと柔らかい優しい表情になったりして、これが彼女を「ラオウ」の座にした才能の一部かと思うと鳥肌が立ちます。そして、おそらく、もう再び見ることはできないと思われるオリンピック会場のスケートリンクで滑るクワンというシチュエーションが、みるものにある種の哀愁というか感動を与えてくれますね。
その後、映像はクワン全盛期の映像になります。躍動感、瞬発力、キレ、表現力、すべてが合致して演技している最高のクワンです。これはクワンを古くから知るコアなファンでなくても感涙せずにはいられない映像ですね。
そしてBGMがいい!とてもいい!
この曲はあまりにも有名で、そしてドラマや映画でも多く使われきた曲です。1997年に38歳で夭折したハワイのイズラエル・カマカヴィヴォオレ(噛みそうな名前ですけど)の『Over the Rainbow』という曲です。曲自体はカバーですね。オリジナルの邦題は『虹の彼方に』です。
♪サ~ムフェ~オ~バザレインボウって誰もが知っているメロディですね。その曲をハワイアンの特徴であるウクレレと清潔感ある声で歌い上げています。歌っている本人は小錦みたいな巨漢だったんですけどね(笑)
この曲には思い入れがあって、いまでも続くTVシリーズ『ER 緊急救命室』のシーズン1からの主役であったマーク・グリーン先生が亡くなる時にかかっていた曲なんですよ。シーズン8の第21話で亡くなります。脳腫瘍なのに治療を拒みハワイで余生を過ごすのですが、亡くなる直前に意識は空間を超え、かつて働いたERに舞い戻り、そこにたたずむグリーン先生(泣)この曲が延々と流れていて、それはそれは涙は出るは鼻水は出るはな回でした。私の中では『ER』はシーズン8で終わっているんですよね。だから、この曲を聴くと涙腺が刺激されるのです。その曲がクワンのビデオモンタージュに使われるとは!
ベタといえばベタすぎますが、効果絶大でした。わたしには(笑)
これに追加するコメントをするとすれば、やはりBGMにからめたコメントになると思います。ミシェル・クワンが大活躍した過去10年間とBGMで使われた曲が『ER』が高視聴率で全米で視聴されていた期間は重なります。そういう意味でも、このBGMは泣けるなぁと。
オリンピックの舞台で、ミシェル・クワン、イリーナ・スルツカヤ、サーシャ・コーエン、荒川静香、村主章枝がガチンコするところを観たかった。とても観たかった。
人の夢と書いて「儚い」と読む。「はかない」ですね。
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02分48秒。サーシャ・コーエンの練習風景映像です。これも「Olympic Ice エピソード3」で紹介した映像です。重複するので、コメントはエピソード3のコメントを参考にしてください。
追加のコメントは特にないんですよ(笑)
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07分06秒。ジョニー・ウィアーがゲスト出演した時のものです。全米覇者にしてトリノ五輪代表ですよね。彼、もの凄くファン多いですね。日本にも。驚きました。でも・・・書いちゃっていいのかなぁ(笑)よわっちいですよね(笑)叱られそうですけど。なんつうか、小粒というか「オーラ」がない。人間力がまだまだという感じです。アイドル的扱いですもんね。ヤグディンのような殺気迫る迫力もプルシェンコみたいなどん底から這い上がってきた覇気も感じられないんですよ。彼らと比較したら酷かもしれませんが、スルツカヤと並んだら彼女のオーラで存在感消えると思います(笑)
と言いたい放題書きましたが、まだ若いのでこれからの選手ですね。彼のことはよく知らないので、知ると見方も変わるのかな。と、フォローしてみる。それに動画冒頭でおばさま二人を前にして「こんな綺麗な女性を前にして」みたいなことを喋っているのを観ると「なかなかやるな」と(笑)
動画自体はスケーターの紹介などのVTRを観ながら、ジョニーがおばさん二人と話しているだけですね。ホストクラブかよ!
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08分19秒。これまたジョニー・ウィアーがゲスト出演しているやつです。女子シングルのフリープログラム前なので、順位予想もしてます。イリーナ・スルツカヤ、サーシャ・コーエン、荒川静香のショートプログラムのVTRを観ながらジョニーが色々話してます。つうか、ジョニーよ。スルツカヤとお前では格が違い過ぎるだろうと(笑)荒川選手のとこでは「シズ~カ」とファーストネームで呼んでますね。どうでもいいことなんですが。
面白いのは順位予想ですね。ジョニー・ウィアーは金スルツカヤ、銀荒川、銅コーエンって予想してるんですよ。コーエンは同じアメリカチームだろう!なんか、ちゃんと見てるんだなぁと感心しました。理由も話しているんですよね。見直したぜジョニー!
ディックおじさんも順位予想していて、金コーエン、銀スルツカヤ、銅荒川としています。金にコーエンを推したのは多分にテレビ的リップサービスもあるんでしょうが、二人とも予想外しているのが面白いですね。それほど荒川静香選手の金は論外だったと。まぁ、普通に考えればスルツカヤですもんね。状況は刻一刻と変わり、真剣勝負では何が起こるか分からないので予想は無意味なのですが、やはり予想は面白いんですよね。あ~でもない、こ~でもないと言っているうちが一番楽しい。サッカーでも野球でもそうですね。そういう意味での順位予想と思うので、まぁそういう気分で見ましょう。
ディックおじさんって、ドラマ『LOST』のロックに似ていますね。あ、頭だけかも(笑)
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04分19秒。Nick Verreosがゲスト出演しているときのものです。彼のこと知らないんですよね(笑)だからコメントもないんですよね(笑)
女子シングルが終わったあとのものなので、メダリストのVTRとかを見ながらのトークです。あえて、コメントを書くとすれば「ヒゲを剃れ!」でしょうか。
似合ってないっす。
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03分06秒。Olympic Iceレギュラーのビデオモンタージュです。NGシーンみたいな感じの総集編ですね。なつかしいなぁ。狂言回し役のソルトレイク金メダリストのカナダペアやスコットが映っています。おおう、スコット!最高。
毎回、最後にショートコントやってたのですが、上からぬいぐるみが落ちてくるコントシーンがあったので感動しました。
まぁ、楽しそうな現場ですね、って感じの動画です(笑)















クワンは良い選択をしました。あのまま出場していたら惨めな結果になっていただろうし、彼女の栄光にも傷が付きます。出場までの経過が経過ですし、新採点法にも対処出来ていませんでしたし・・・・。
ケガの状態よりも、トリノへ行って他の選手たちの練習や滑りを見てそう気づいたのでしょう。
まだ現役続行するとのことですが、治療に専念して正式にプロに転向した方がいいと思います。彼女自身のためにも。
ああ、なるほど。こういう見方もありますね。こちらの方が一般的な見方ですね。なぜ、その視点が抜けたんだろう?
これは、私が「観る側」ではなく「やる側」の人間だったからだと思います。突き詰めれば自分の為にやっているので、キャリアに傷がつこうが悲惨な結果に終わろうが関係ないんですよね。プロだと別だと思いますが、クワンも限りなくプロに近いですが建前上はアマなので、どうしても目標である五輪には出場したかったのでしょう。よくわかります。
五輪で金メダルを取ることを目標にして頑張ってきた以上、出場しなければ金メダルもない。だから、ああいう特殊な手段に訴えてでも選考してもらったんだなと。出場もできないなら、何の為に今まで苦しいことを我慢してやってきたんだとなりますから。自分自身の中の問題ですけど。
結局、辞退しましたけど、周りを考慮したり、これからのキャリアを考慮した大人の事情なのか、純粋に競技者として客観的に出した結果かはわかりませんが、クワン自身が出した結果と思いたいです。私ならそうします。
私もドクターストップかかったけど医者に頭を下げてこれで最後だからと出場したことがあり、結果は救急車で病院直行(笑)なので表彰式にも出れなくてベッドで朦朧としていたんですけど、これは自分自身の名誉の問題なので後悔はないですね。逆に出場していなかったら悶々として、ずっと後悔していたと。
結局、競技者は自分自身と戦っているわけなので、自分で納得できればどちらでもいいんですが、怪我や病気であろうと戦う舞台に立ちたいというのは本能だなと。
「やる側」の視点だと、クワンも同じなのかなと。違う部分も多々あるでしょうけど。
負けると判っていても戦わねばならない時はあるわけで、それは相手には負けるだろうけれど自分に勝つためにやるわけで。クワンはどっちだったんだろう?