【動画】2006トリノ五輪直後のCOI(2006ヨーロッパ選手権エキシビジョンの動画を改題)

★2006.10.29 ジョニー・ウィアーのエキシビジョン動画を追加。
★2006.10.29 タイトルのイベント名を間違っていたので改題。

トリノ五輪直前にフランスのリヨンで開催されたフィギュアスケート2006ヨーロッパ選手権のエキシビジョンです。でも、本当にそうなのか自信がありません(笑)

2006、ポスト五輪、フランスのキーワードで、これは2006欧州選手権だ!と判断しています。プルシェンコやスルツカヤもいるので、間違いないだろうなと(笑)

凄いですよ。これぞ「ザッツ・エンターティメント」なエキシビジョンです。もう大人のための大人のエンターティメントって感じで圧巻です。こんな感じなのかぁ、本当のエキシビジョンって。

生バンドの生演奏にシンガーの生歌ですよ。それに合わせて寸劇なエキシビジョンを一流のスケーター達が演じています。もう感動しました。これなら5万円払ってでも見に行くぞ!ってな内容です。

あまりに感動したので、この動画はリンクではなく埋め込みます。フィギュアスケート動画で埋め込み動画にしているのは、伊藤みどり選手だけだったと思いますが、それと同じくらい堪能できました。

ワインがいるな。

■パート1
15分16秒。長いですが、もっと長くていいくらいの質の良さです。最初にコメントを書いて、その下に動画を貼り付けます。読んでから見るか、見てから読むか、それは随意に。

リンクの上に舞台が作ってあって、テーブルに各スケーターが座っています。もうこの時点で大人の世界です。ガキは引っ込んでろ!ってなシチュエーションなんですよ。この雰囲気に浅田真央選手は絶対にあいませんね。いたら逆に「なんでいるの?」とバカにされるのがオチですね。観客に。妖艶な世界を表現してありますね。日本人というか、アジア系でも場違いな雰囲気ですね。

甘く危険な香りが漂う世界。もう、しょっぱなから痺れる演出です。

そして、生歌を披露するシンガーのおねーさんが颯爽と登場するのですが、既に生バンドのイントロが始まっていて、慌てて走ってマイクに向かい歌い出します(笑)

タイミング外してんじゃねぇよ!

なんですかね、シャンソンとかカサノバとか、そんな感じですが、普通の歌ですかね。フランス語なんで、なんでもそんな風に聞こえます。ちなみに、このエキシビジョンで披露される曲は、もうスタンダードばかりですよ。知っている曲ばかりです。

知らないなぁと思う曲があったら、あなたは、この世界には、まだ早すぎると思ってよろしいかと思います。オコチャマは、去れ!ですね。流した涙で泳げるくらいの辛酸をなめ尽くした、顔に深い皺が刻まれている、そんな人が本当に楽しめるはずです。水分を弾く肌を持っているなら、まだ、はやい、と思ってよろしいですな。

いろんな選手がいて、コスプレしているのと照明が落としてあるのでよくわからないのですが、スルツカヤはすぐにわかります(笑)小道具のキセルみたいなのを持ってますね。真っ白なふわふわの襟巻きみたいなコスプレしていて、成人式かよ!とか思ったり。

ああ、名前が出てこないなぁ。黒人選手とか。とにかく選手が、みな楽しそうなんですね。観客は選手みたいな錯覚に陥りますよ。

一曲終わるとショーの始まりです。ラインダンスっぽい、バニーガールっぽい女性軍団が前フリで登場したかと思うと、あっという間に去っていき、プルシェンコ登場ですよ。

プルシェンコからかよ!と唸りますね。でも、本当は派手なおねーさんから男性にボーカルが変わるのですが、この男性ボーカルが目で歌い出すタイミングを計っている様子がアップで映し出されます。ここが笑うポイントですね。なんで、ここがアップになるんだよ!と(笑)

男性ボーカルと演じるプルシェンコの二分割の画面になるんですが、この男性ボーカルは有名な方なんでしょうか。私は全然知らないんですが。

そんなことより、リンクの照明が凄いですよ。七色の照明です。その派手な七色の照明で映し出されるリンクで真っ黒なラフな衣装のプルシェンコが妖艶な曲をバックに演じています。

ストリップ劇場かよ!

そして寸劇が始まります。BGMも女性ボーカルにかわりスタンダードナンバーにのせて選手たちが楽しいショーを演じてくれます。

スルツカヤが登場します。途中からソロで演じます。これがまた、シックで妖艶な曲にマッチしているんですね。キュートで愛らしいスルツカヤではなく、アダルトなスルツカヤです。でも、やはり女性ボーカルとの二分割画面で、ええい!女性ボーカルはいいから、スルツカヤを映せ!と思うはず(笑)

競技会のあとで、入賞選手ひとりひとりが演じるエキシビジョンではなく、関係選手が全員リンク上にいるので、カメラもリンクで演じている選手だけではなく、出番を待つ(それも演出のうち?)選手も映します。これはこれで面白く、色々とふざけている選手の様子が見れて楽しいのですが、スルツカヤがやってる時はスルツカヤだけ映せよ!と思ったり。

スルツカヤのあとは、曲が『アンフォゲタブル』になって、二組のペアが演じます。これは、フィギュアスケートの奥の深さを感じさせますね。競技としての、アスリートの凌ぎあいとしてのフィギュアスケートという側面とは正反対の、芸術性というかアートな側面全開です。

オリンピック競技であるという点から、私はフィギュアスケートはアスリートの戦いの場でなくてはならない、というスタンスですが、こういう側面を持つ競技でもあると再認識しましたね。伊藤みどり選手がいなければ、シングルも、こういう側面が強調され続けられたんだろうなと。こんなんはペアとアイスダンスがやってればいいんだよ!とか思いますが、それでもアスリートの表現に違いなく、そこには演技からは窺い知ることのできない厳しさや過酷さが当然存在しているわけで、一流選手の表現力というのは凄いなと。

軽くやっているよにしか見えません。軽くやっているのでしょうが、軽くやれるために、いったいどれくらいの努力をしたのかと想像すると、やはり唸るしかない。

そして「魅せる」という表現力。こういうのは、西洋バレエが発達したヨーロッパなどの白人国は強いですね。日本の場合は、日本料理のような「緻密」であるとか「精巧」であるとか「バランス」や「対比」などの「侘びや寂び」の世界ですからね。どちらがいい悪い、優劣があるというのではなく、違う次元の表現方法が発達したと。

そういう意味では、物差しの違う文化の世界で勝負している日本フィギュアスケーター達は偉いなと。「趣き」の世界の人間が、世界王者や五輪王者になったということは、これは誇っていいことなんだなと。ありがとう、荒川静香!

映像を見て貰えればわかりますが、彫りの深い、鼻の高い、背が高く足が長い、金髪や青い瞳の選手たちがムードのある曲にのって、演じているんですよ。日本人が、この世界観に入っていけるわけがない(笑)

まぁ、逆に、そういう人たちが、静寂の間に美しさを感じる世界に入っていけるわけがないのと同じですね。

竹林の中にある茶室で、爽やかな風揺れる笹の音と鹿威しが響く、そんな空間でタチアナが正座していたら不気味でしょう(笑)

動画ですが、もう色々な寸劇は始まっちゃいます。ひとつひとつ書けないですね(笑)ええ、もう盛りだくさんで。無茶苦茶楽しいですよ。

最後に『マイウェイ』です。これでフィナーレに向かうのですが、その途中で動画は終わります。続きはパート2になります。

『マイウェイ』の時のみどころはですね、男性ボーカルが歌いながら自分の世界に入っているところですね。サビの「マァァァァァァァイウェェェェェェイ」のとこが最高です。やはり画面が二分割されているので、もう自分の歌声に酔いしれる男性ボーカルの表情が見れます。

そして、ちょっと声が枯れてる箇所があるんですが、それは内緒にしておかないとですね(笑)

■パート2
02分57秒。パート1の最後からの続きですね。『マイウェイ』の曲が冒頭でわかりますから。選手全員がリンクに集まって演技してくれます。

これは爆笑する動画ですよ。私は爆笑しました。

「マァァァァァァァイウェェェェェェェ」の音が消えると選手全員は中央に陣取ります。そして、曲はジャズの定番「Sing Sing Sing with the Swing」になります。映画『スウィングガールズ』でもテーマ曲になったくらいスタンダードなジャズのナンバーですね。

この曲がかかるだけでノリノリな気分になれます。ベタなんですが。

選手全員が滑っているのでリンクが狭く感じます。凄いですよね、自分のポジションや相手のポジションを意識しながら滑っているんですよ。普通どこそこでぶつかり合いでしょう。

各選手の見せ場があって、演劇でいうところのカーテンコールでの挨拶やライブでのバンド紹介みたいな感じなんですが、みんなタイミングを計っているんですね。爆笑します。オロオロしているんですよ。次かな、次だよなって感じで(笑)

そういうとこを映さなきゃいいんでしょうけど、カメラが捉えているんですね。ああ、選手ってこんな感じでタイミングを計っているんだと面白かったですけど。

選手が全員リンクで演じているので、手持ちぶさたな男性・女性ボーカルが最高です。手拍子だけです(笑)

そして、選手達は男子と女子に分かれてリンク中央でサークル(輪)を作ります。男子と女子は逆回転します。ここは何度でも見てください。一番面白いとこですから。

円を描きながら滑りつつ、手を挙げて(万歳みたいな格好)回転もするんですよ。その際の男子選手に注目です。もうバラバラです(笑)

どのタイミング?これ?このタイミング?いま手をあげんの?って感じで、もう最高です。やっぱアドリブに近い演技だったのかよ!と思います。

そしてサークルがばらけて選手たちはリンク全体を使います。

プルシェンコに注目してください。二番目に面白いとこですから。オロオロと狼狽えるプルシェンコなんて滅多に見られませんよ。プルシェンコがまわりの選手を見ながらフィナーレの振り付けを確認しつつオロオロとキレのない動きで演じているんですよ(笑)もう最高!スキップして誤魔化してます。

でも、流石プルシェンコだなと思うのは、次の瞬間には高速スピンでフォローしているんですよ。村主選手の倍くらいのスピードでスピンしてます。フォローがうまいぞプルシェンコ!

ジョニー・ウィアーが映ります。ジョニーですよね?

そして選手全員一列に並んで、観客に一礼します。フィナーレの最後ですね。

そんなことより、最後の最後で聞こえる場内アナウンスに注目ですよ。フランスなんでフランス語なんですが、最後の2分51秒くらいに「どうも、ありがとうございました!」って聞こえるんですよ。ええ、そう聞こえます。

空耳なんですけどね。

フランスのフィギュアスケート選手で思い出すのは、フィリップ・キャンデロロ。凄いパフォーマーでしたよね。プルシェンコがセックス・ボムやってから、すっかりプルシェンコのエキシビジョンが有名になりましたが、その前はキャンデロロがはっちゃけたエキシビジョンばかりやってくれて、こいつ面白いなぁと記憶に残っている方も多いと思います。

キャンデロロも好きなんですけどね。

最近では、違う意味で日本で有名になりましたね。トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルとった際に「ご飯一杯分の値打ちがある」と言ってのけたのが彼ですよ。ええ、日本人を敵にまわしたアホですね。

「日本人にとって米は大事なものだから、それに匹敵するモノという意味だった。イタリア人選手なら「美味しいパスタ」と言ってたかもしれない」と釈明したんですが、結局フランス国営テレビが在仏日本大使館に謝罪文を提出しましたよね。

だから、おまえはオリンピックで銅止まりなんだよ!と当時は思いました。キャンデロロって二回銅メダルなんですね。オリンピックで。日本には、まだ「名誉を汚されることを最大の侮辱」と感じる人がいて、私もそういう意味では、少なからずそうなので、いつでも日本に来い!と思ってましたよ(笑)フランスパンに挟んで食ってやる!と(笑)

そんなことを思い出しました。

最初にも書きましたが、このエキシビジョンは大人が楽しむ演出ですね。あたなが橋としたら、その下をたくさんの水が流れた。そんな人のことですよ。居酒屋や赤ちょうちんではなく、酒場の止まり木に、しっくりと体があうという意味での大人ですよ。

こういう演出で、日本人選手がやっても、全然面白くともなんともないんでしょうね。お遊戯会みたいで。

そんなことを思った動画でした。

そうそう。こんなニュースもありましたね。日本スケート連盟の元会長が逮捕ですよ。
■久永元連盟会長を背任で逮捕(スポニチより)

城田のおばばは逃げ切ったのか!?

★2006.10.29 コメント欄でイベントが違うと教えて貰ったので改題しました。間違ったままだと混乱するので。「2006トリノ五輪直後のCOI」としました。これが間違っていたらどうしよう(笑)

ジョニー・ウィアーのエキシビジョン動画も同時に追加しています。既に投稿済みのゴージャスなエキシビジョン動画と同じように埋め込みました。名曲「アンチェインド・メロディ」で優雅に舞うジョニー。アイム・セクシー!

ちなみに、美味しいのは男前豆腐店の豆腐屋ジョニー(笑)

2006トリノ五輪直後のCOI。05分13秒。

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