やはり、というか、とうとう、というか、ロシアのフィギュアスケート選手イリーナ・スルツカヤが引退を表明しました。
彼女について思うことや感想などは、既に過去記事で多くの言葉を使って書き尽くした感があるので、これといって書くこともないのですが、やはり「寂しい」の一言に尽きるな、と。
今シーズンのグランプリシリーズも先月末から始まり、色々なドラマがあって面白いのですが、スルツカヤもコーエンも出場していないので寂しいなぁと思っていたところ。新しい世代の選手が活躍し、栄枯盛衰、盛者必衰はスポーツ界に限らず世の常であると『平家物語』にも書いてあるのですが、それでも、やはり、寂しいものは寂しいな、と。
フィギュアスケート女子で世界選手権を2度制したイリーナ・スルツカヤ(27=ロシア)が6日、「競技生活は終えた」と引退を表明した。今後はテレビのトークショーの司会を希望している。
02、05年に世界選手権で優勝。しかし今年2月のトリノ五輪は、荒川静香らに敗れて銅メダル。02年ソルトレークシティー五輪も銀メダルで、五輪の金メダルには縁がなかった。
■フィギュア元女王、スルツカヤが引退表明
(nikkansports.comより。2006.11.07 10:21)
この短い日刊スポーツの記事が、女王スルツカヤ引退の記事ですよ。Yahooトップニュースにもなりましたが、ニュース元は同じ日刊スポーツの上記記事。おまけに「元女王」(笑)
今年はオリンピックがあったので、金メダルな荒川静香選手が「現女王」でいいのですが、たった数行の扱いに寂しさ倍増(笑)
まぁ、ゆっくり休めよ、と。今回の記事は、リンクではなく、動画を埋め込んで書いてみます。
ミシェル・クワンは、どうすんの!?
引退記事に「今後はテレビのトークショーの司会を希望している」とありますが、既に過去記事でも紹介している通り、アイスダンス・バラエティ番組のMCをエフゲニー・プルシェンコとやっていますね。ロシア版スターズ・オン・アイス。彼女のネームバリューを考えると、フィギュアスケートに関係のない番組でも十分やっていけると思います。
ロシア版スターズ・オン・アイスの番宣CM動画でプルシェンコとタンゴを舞っているスルツカヤの動画があったので、以下に。
ロシア版スターズ・オン・アイスの動画は、過去記事でいくつか紹介し、初回はスルツカヤ自身も演技を披露して、その動画もリンクしたのですが、ロシア版スターズ・オン・アイスの動画は、すべてダウンロード・サイトへのリンクだったし、コーデックがXviDなファイルばかりだったので、観れていない人もいたかと思います。
なので、誰でも観れるバージョンのやつを。探して見つけたやつなので、MCなスルツカヤやプルシェンコは脇役ですよ(笑)こんな感じの番組なんだなとイメージできれば御の字。
まずは、「変な髪型スルツカヤ」。ほとんどスルツカヤ映っていないんですが(笑)
タチアナ・ナフカのコミカルなアイスダンス。
アレクセイ・ヤグディンのアイスダンス。
こんな感じで、ロシア版スターズ・オン・アイスは面白いんですよ。実際、もっとスルツカヤは映っていますよ。インタビューしたりしてますから。もう第10回放送終わったのかな。初回から第09回までは観ました。毎週よくやるなぁと。最近は、スルツカヤの髪型と衣装がどんなのか気になって、内容よりそっちの方ばかり注目していますが(笑)
閑話休題。アイスショーでトリノ五輪後に日本に来て演技もしてくれたし、その模様はテレビでも放送されたので、今年2月のトリノ五輪の姿が最後じゃないのですが、ガチ大会のスルツカヤの勇姿は、やはりトリノ五輪が最後だったわけで、そう考えると、もう随分と時間がたったような気がします。あっという間にも感じるのですが、それは自分自身が変化していないってことなんでしょう。
「動画宮殿」は、トリノ五輪閉幕間際に開設しました。日本国中が荒川静香選手の金メダルに興奮していた頃です。そして第1回の投稿記事はフィギュアスケート記事。転倒集でした。それから、何故かフィギュアスケート動画記事が多くなり、シーズン到来ですっかりフィギュアスケートなブログと化していますが、アクシデント動画や乱闘動画が多いのは、ささやかな抵抗(笑)
そんなことはどうでもよくて、「イリーナ・スルツカヤの動画集」という記事を投稿したのが2月28日。4月に約60本くらいの動画を追加して、そのあともポツポツと更新している記事です。今では別記事として更新していますが、4月に約60本追加した時は、一度に追加するんじゃなくて分ければよかったと、その作業に辟易したものです(笑)
が、それら約60本の動画を全部見て、時間を調べ、内容を確認し、思いを書く作業というのは、楽しくもあり濃い時間を過ごすことが出来ました。今となっては、体育祭や文化祭を振り返る心境です(笑)楽しかったですよ。
今後、ガチ大会なスルツカヤの演技は観ることも探すこともできないのですが、体調がよければアイスショーには参加してもらいたく、彼女自身の病気のことを知っているファンは大勢いるので、演技内容の如何を問わずファンは受け入れるだろうなと。まずは、彼女の体調が一番なんですけどね。私、もう死ぬんじゃないかと本気で思っていましたから(笑)
挫折や悔しさや不条理な困難というのは、トップアスリートなら誰でも経験しているわけで、あのミシェル・クワンでさえもそうですが、そこから這い上がる気力というかガッツに、容姿や演技内容ではない、精神性の魅力を感じるわけです。
性格は知りませんよ。腹黒いかもしれないし。でも、普通諦める状況から諦めず、逆に這い上がってくることを評価するわけです。凄い、と。凄い女だと。競技者としてのスランプなどは、アスリート誰にもあるわけで、スランプを脱するということも尊いのですが、母親の看護や自分自身の大病という、どうしようもない災難な状況が彼女にはあったわけで、とりわけアスリートとしては致命的な大病を患うことは、これは凹むでしょう、普通。滑っていてめまいがするんですよ。滑れないって話ですよ。そこから這い上がってきたという一点で、凄いと。
人間性や性格は関係ないですよ。それらは、知り合わないとわからないことですから。そしてオリンピックの金メダルと無縁だったというオチも、画竜点睛な気はしますが、これが人生だな、と(笑)
過去記事と同じようなことを書いてしまいますね。私の語彙力や表現力がないからそうなるわけですよ。伝えたいことを伝えるということは、とても難しい。
そんなこんなで、恐らく最後のガチ演技、トリノ五輪の演技動画を以下に。あえて、FPではなく、解説の佐藤有香が「かんぺきぃ」と呟いたSPの方を。グダグダな感がぬぐえないFPよりは、このSPこそが最後のガチ演技だったなと。
これが本気のスルツカヤ!です。by刈屋アナ。
今年の映像なんですね。随分と前のような気もします。11月に入ったので、実は今年はもう二ヶ月もない。月日の経つのは早いですね。やがてクリスマスのメロディが街中を包み、そしてコタツにミカンなお正月が来る。そこにスルツカヤの勇姿はなく、それ以後のない・・・
俳人の中村草田男の詠んだ有名な句に「降る雪や 明治は遠くなりにけり」というのがあります。さしずめ「スルツカヤ トリノは遠くなりにけり」でしょうか。
お疲れ様、イリーナ・スルツカヤ。
スパシーバ!
以前作成していたYouTubeのスルツカヤのプレイリストも貼り付けよう。トリノのSP、FP、EXとソルトレイクのEX。サイドバーに貼り付けるブログパーツ用でしたが、本文欄に大きく貼り付けよう。これ、再生すると残りの動画も自動再生します。
トリノのFPやEXもあるので、上で「最後のガチ演技のSP!」って書いたことが反古になってますね(笑)
まぁ、補足ということで・・・














