フィギュアスケート2008グランプリシリーズのファイナル女子2位は韓国のキム・ユナ(Yu-na Kim)選手。そのFS動画です。
って、もう何度も見た演技映像のはず。FSでは最終滑走者で、その前に演技した浅田真央選手の3A2回ってのを見た後。直接見てはないと思いますが、見たのかなぁ。
いい演技だったんですが、後半キレがなくなりましたよねぇ。
つうか、今さら書くこともない(笑)
■2008グランプリファイナル キム・ユナ(Yu-na Kim)選手FS
最初のグッと何かを堪えている女性、解説でちゃんと「オモニ」って言ってますね。
ユナのかーちゃんですね。
「オモニ」と「オンマ」はわかるのです(笑)
そんなことはどうでもよくて、やはり演技終了後のキム・ユナ選手の表情がすべてですね。
会場は歓喜と歓声の渦で、かつぬいぐるみの嵐で喧噪だけが響くある意味狂喜の世界。それとは正反対な、まるでそれらが耳に入らず、眼にも入らず、腰に手を置き、肩で荒い息をし、一点を見つめるわけでもなく、それでいて焦点の定まらない、虚空を見つめるユナ選手の瞳が、狂喜の世界と正反対な世界で、観客とはまったく別世界にいるユナ選手の孤高感が目立っています。
狂喜は狂気でもあるわけで、あの場所で唯一冷静だったのは、キム・ユナ選手だけだったかもしれない。
笑顔を見せるまで間があるんですよね。
まわりは大歓声なのに。
まるでユナのまわりだけ真空状態のようで、それらを拒絶するような、そんな独特のオーラがあります。
視線を一瞬下に落とし、カメラは観客席の狂喜を抜き、再びユナへ。
肩が上下に揺れ、これは荒い息をしているからですが、バストアップな画面になると、眉間に一瞬皺を寄せ、そして、表情を崩します。
偉い人のカットになり笑っている。
投げ込まれたぬいぐるみをバックに動き出したユナは、両手を上げて観客に応える。
この間、たいした時間ではないでしょうが、なんか異様な光景に見えましたね。
ライブで見ている時も。
なんなんだろうとか思いましたが、なんせライブ映像は映像が粗い(笑)
マ、いっか。早く点数~点数~ってなっちゃったわけです。
改めて見ると、歓声をバックに投げ込まれるぬいぐるみ達が、ぬいぐるみなので動かないんですが、動かないから不気味で、あれだけの数あると、もうなんというかユナの虚空を見つめる瞳とシンクロして、一種の不協和音みたいに感じたり。
でも、ぬいぐるみが動いていたら、もっと不気味だったはず(笑)
キスクラで点数を待つユナですが、点数がアナウンスされると、無表情だったか顔が、口元から微笑むんですよ。
8分27秒あたりでしょうか。
口元が緩み、微笑んで白い歯が見えます。
その直前に観客の悲鳴のような歓声があるんですが、その歓声が消え、それまで無表情だったユナが微笑んで白い歯を見せる。
ここ、泣けますよ。
あの大歓声が上がり、突然消えて、そしてユナの微笑みですから。
そして顔を上げてブライアン・オーサーの方を向くのですが、その前に一回鼻をすすります(笑)
ライブ時は、点数出て「真央優勝じゃん!」と歓喜したのですが、改めて見ると、このキスクラのシーンは奥が深い。
あの微笑みは印象的でした。はい。












