dawaの神演技講座vol.11~安藤美姫 2009年世界選手権FP

dawaの神演技講座vol.11~安藤美姫 2009年世界選手権FP

さて、今日から7月ということで、いよいよ09-10シーズンがはじまりました!(スケートは7月がシーズンインです)。日本スケート連盟のHPもリニュアルされていましたね。08-09シーズンの総括である第2回dawa’s blogフィギュアスケートアワードの結果も昨日すべてアップ!みなさんご投票&面白いコメントありがとうございました。ということで今回の神演技講座は、見事(見事?!)、コリオグラフィー・オブ・ザ・イヤーを受賞された安藤美姫さんの演技をご紹介します。

◎2009年世界選手権フリー「交響曲第3番 オルガン 」

2009年の世界選手権のフリー1位は彼女だったんじゃないかな、と思ってしまうくらい、素晴らしい、気迫のこもった演技でした。安藤さんが目指す「何度でも見たくなる演技を」というのがちゃんと実現できていたのではないでしょうか。

中でも、僕は2番目のジャンプ、2A-3T(ダブルアクセルートリプルトゥループのコンビネーション)がダントツに素晴らしいと思う。2A-3Tを飛ぶ選手はちょくちょくいますが(グレボアとか)、こんなすごい2A-3Tは稀です。特にセカンドの3Tが、ふわ〜っとあがって、軸が鉛筆みたいにまっすぐで、そして回転不足って何ですか?と言わんばかりの完璧な着地。今までセカンドに3Loをつけるのはよくあったのですが、3Tをつけてもこんなにすごいのか、と改めて彼女の身体能力のすごさに驚いた次第です。3Fのエッジエラーもあっという間に直してきましたもんね。やはり5種類の3回転ジャンプが正確に跳べて、セカンドに3Tも3Loもつけることができるというのは彼女の最大の強みだと思います。4回転をやらなくても十分勝てる要素は持ってるんだから、「4回転やります!」とかマスコミに言わなくていいのに・・「4回転は調子が良ければ挑戦したいです」くらいにしとけばいいのに・・・マスコミがまたおもしろがってあおるんだし・・・とかたまに思ったりもしますが、4回転にこだわり続ける、「私はもっと高みを目指し続けるんです」という姿勢はスポーツ選手として決して間違いじゃない。正しくて素晴らしいことだと思います。

山あり(全日本優勝!世界ジュニア優勝!世界選手権優勝!)谷あり(マスコミバッシング、トリノ五輪、怪我、骨折)なんて言葉じゃ片付けられないくらい、今まで決して順風満帆とはいかなかったことはみなさんご存知だと思いますが、何かを乗り越えてくるたびに凄みや深みが増してきているのは確かだし、この演技がそれを証明しているのではないかと思います。今シーズンが彼女の集大成となると思いますが、ぜひ今までの経験をプラスに変えて、オリンピックで自身が納得ができる演技をしてもらいたいなーと願わずにはいられません。コリオグラフィーオブザイヤー、本当におめでとう!(なんか表彰文みたいになってしまった)

「カルメン」や「シェヘラザード」も、またいつかとりあげますねー。

キミー・マイズナー級安藤美姫級浅田真央級キム・ユナ級曽根美樹級 (8 投票, 平均値/最大値: 5.00 / 5) -
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投稿者:dawa
投稿日:2009/07/01(水) 23:43
更新日:2009/07/02(木) 02:34
カテゴリー: dawaの神演技講座, コラム, スケーター(国内女子), 世界選手権, 安藤美姫, 競技会
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